契約内容の確認が大切なリースバック

リースバックは、自宅を買い取って貰い売却益を確保した後に賃料を支払って自宅に住み続ける事ができますが、運営会社によって買取価格や賃料の相場など契約条件が大きく異なっているのが業界の実情です。リースバックは、自宅を買い取って貰うのでより高く買い取って貰う必要がありますが、一般的に市場価格より2割から3割程度低いとされています。契約する際には、買い取り金額が妥当なのか自分で調べる必要があり、自分で調べられない場合には一括査定を利用して複数の会社の提示額から推察する方法もあります。賃料は、一般的な地域の相場より高く設定される事が一般的であり、複数に運営会社で相見積もりをしないと数万円も高い賃料に設定される事も少なくなく危険です。

リースバックは、自宅を買い取って貰い資金を確保した後に借家として住み続ける訳ですが、定期借家契約の再契約を運営会社に拒絶される事があります。契約時には、定期借家契約の更新が滞りなくできるかをしっかりと確認するだけでなく特記事項に明記して貰う必要があり、契約内容の確認を怠ると再契約してもらえず追い出されてしまう事もあります。賃料は、売却した自宅に住み続ける限り毎月支払う必要があり、自宅の売却益で賄うなら何年支払い続けられるかを試算すべきです。高齢者は、手元にお金を残しておきたいので年金で対応可能な賃料かを考える必要があり、無理があるなら恥ずかしがらずに正直に相談すべきです。

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